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TOP > 【番外編】Kids&Mam 気になる子どもの習い事 > 体幹と向上心が養われる 日本初の施設型本格BMXスクール/GETIT(摂津市)
「BMXレース」がオリンピック種目として北京大会(’08年)で正式採用されて以降、若者の間でブームが続くBMX。派手な技や操作性の難しさなど、難易度が高いイメージだが、競技人口は増え続けている。今回は、その魅力について摂津市にあるBMXスクール「GETIT」で教わってみた。
タイムを競う「レース」と、アクロバティックな技で勝負する「フリースタイル」に分かれる自転車競技BMX。フリースタイルの指導を行う同スクールは、BMXショップと併設する形で摂津市にて開校。日本で初めて施設内で本格的なトレーニングができるスクールとしても注目され、未就学児から大人まで約100名の生徒が通う。
インストラクターは、国内外の大会やイベントでプロのBMXライダーとして活躍するMASATO ITOさん。指導で心がけているのは、とにかく楽しむ気持ちを持ってもらうこと。ゲーム要素を入れたり、身体的な特徴や能力を理解しながら一歩ずつクリアできる技をレクチャーしていく。「徐々に難易度が高くなっていくので、生徒さんも自信が付き、どんどんBMXの魅力にハマっていくようです」とITOさん。
レッスンは、準備運動から始まり前回のおさらいを丁寧にした後で、ステップアップのための技に取り組む。あえて固定の練習メニューは設けず、生徒ごとにその都度、最適なメニューを用意。「運動の基礎となる体幹を整えられるのは大きな魅力です。そして、自分で決めた目標の技を修得するための努力を続けること。その過程で何か一つ、たとえ小さなことでも成長が見えたら、必ず褒めるようにしています」とITOさん。常に向上心を持って臨むことが、BMX上達への一番の近道ということが取材を通してわかった。