
自分なりのルートで登り詰める 頭脳と体力を両方鍛えるボルダリングジム/Bouldering Gym HAGO(吹田市)
一般的なイメージとして、筋力と体力がかなり必要だと思われるボルダリング。ところが実際は、プラスして頭脳もたくさん使うスポーツだという。なぜ頭脳が必要になるのか、その理由を明かすべく吹田市のボルダリングジム「HAGO」へと訪れてみた。
大阪府内では珍しいという、7種類の異なった角度のある壁が人気を呼んでいる同ジム。初級・中級・上級と各レベルに合わせた壁があり、クライミング専用シューズや滑り止めのチョークなども、レンタルできるので大人はもちろんのこと、小学生の子どもも挑戦しにやってくるという。


同ジム代表の濱田さんは「登る前に、どのルートで登るかを想像する力が必要なんです」と語る。東京五輪では、高さ4m程度の壁をいくつ登れるか競う「ボルダリング」制限時間内に高さ15mの壁をどこまで登れるかを競う「リード」登り切る速さを競う「スピード」の3種目に分かれており、1つの競技でありながら異なる種目で競い合うスポーツとして、その魅力に惹かれて小さな子どもからも人気を呼んでいる。
握力や背筋力にスタミナ、さらには考える力も自然と養われるという。「自分で考えたことをトレースして、思う通りに登り切ると、何とも言えない達成感が味わえますよ」と濱田さん。色んな壁を登り続けることで、体力・知力ともに高みへ導いてくれる、それこそがボルダリングの真の魅力かもしれない。

Bouldering Gym HAGO ボルダリングジム ハゴ
1日パス/一般2,200円、高校・大学1,600円、小・中学生1,000円
夜間18時~閉店/一般1,800円、高校・大学1,400円、小・中学生800円
1ヵ月パス(新規)/一般11,000円、高校・大学8,000円、小・中学生4,500円
1ヵ月パス(継続)/一般10,000円、高校・大学7,000円、小・中学生4,000円
初回登録料/1,000円(レンタルシューズ・チョーク含む)
レンタル類/シューズ300円、チョーク100円