そんな裏では加藤さんの職人気質な一面も。前職でCADを扱う仕事をしていた加藤さんは、ジュエリー専用のCADも自ら操作。自分ができない作業にも妥協せず、一緒に仕事をしている腕のいい職人が「ほぼ加藤さんの専属みたいなもの」と呆れるほど。
一方で、これと決めたら突き進む仕事の姿勢や、石選びでは直感を光らせる。それらを綴った公式ホームページのブログやsnsから訪れる客も多く、「『奥様や恋人のために』と男性客が多いのはちょっとした自慢です」と加藤さんはにっこり。「身に着ける人にとって、お守りのような存在のジュエリーをつくりたい」とそれぞれの想いを形にしたジュエリーは、装い新たに一層の輝きを見せてくれそうだ。
記事作成日:2021年4月