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TOP > 〈特集〉気になるキレイのひみつ > 肌にやさしい紫外線対策
実は5月から真夏なみの強さで降り注いでいる紫外線。紫外線対策に欠かせないのが、毎日の日焼け止めだ。そこで、日焼け止めのシーン別使い分けと、塗り方のポイントを教えてもらった。
(取材協力/100%脱石油ビューティーアドバイザー 梁井結さん)
UV-Aがシワやたるみ、UV-Bがシミやソバカスの原因に 紫外線とは太陽光の一部で、UV-A、UV-B、UV-Cの3つに分けられる。 このうち、地表に届くのはUV-Aの多くと、UV-Bの一部。 UV-Aは肌の奥深くまで届き、シワやたるみなどの原因に、UV-Bは主に表皮に強く作用し、シミやソバカスの原因になる。
日焼け止めの「SPF」、「PA」とは 日焼け止めの効果は「SPF」と「PA」で表示される。 SPFは主にUV-Bを、PAはUV-Aを防ぐ指標だ。 梁井さんによると、SPF値の高いものやPAの「+」が多いものは効果的な反面、肌への負担は大きくなる。
「SPF」と「PA」シーン別、使い分け 散歩や買い物など、日常生活ではPA「+~++」、SPF「20」程度で十分。 PA「++」以上、SPF「30」以上の効果の高いものは、炎天下でのスポーツや、海水浴などで使いたい。 また、 汗や水に強い「ウォータープルーフ」のものは、専用の洗浄剤が必要なものもあり、肌への負担も大きくなる。
塗り方のポイントは? 効果的な塗り方は、伸ばさずに肌に密着させるようにムラなく塗ること。 日常生活なら、SPF20程度の化粧下地やファンデーションを、薄くミルフィーユ上に重ねるのがおすすめ。 効果的で肌の負担も軽いうえに、見た目もきれいに仕上がるそう。
●教えてくれた人● 梁井結さん 100%脱石油ビューティーアドバイザー 大手化粧品ブランドでBAとして勤務。 娘のアトピーをきっかけに化粧品成分を研究するように。2017年より豊中を中心に、セミナー講師など、石油由来成分不使用の「人と環境にやさしいナチュラルコスメ」を伝える活動をしている。