地域情報紙「City Life」が発信する地域密着のニュースサイト
地域から選ぶ
ジャンルから選ぶ
PICK UP
TOP > 〈特集〉夢中になれるってスバラシイ 子どもの没頭力を育もう > 夢中になるから上達が早い、一生もののパソコンスキル/子どもICT教室ホエール
文科省が「GIGAスクール構想」を推し進めるなど、学校教育でますます必要となるパソコンスキル。その基本となるのが、パソコンのキーボードを使って文字入力を行う「タイピング」だ。
子どもICT教室ホエール 南茨木校の「タイピングコース」では、専用ソフトを使って効率的に楽しく学ぶことができる。
着実に上達するから子どもも夢中に。大人になってからよりも、覚えの早い子どものうちに身につけることで、将来役に立つ、決して忘れない早くて正確なタイピングを身につけることができるという。
キーボードを見ずに文字を入力する「タッチタイピング」。マスターすれば、正確に速く入力できるようになるのはもちろん、キーボードとディスプレイとの間で、視線を移動する必要がないため、疲れにくいというメリットも。 そのためにまず重要なのが、基本となる指の位置「ホームポジション」や、そこからの指の動かし方をしっかりと覚えること。同校では、それらが順に身につくよう設計された日本ビーコムのタイピングソフトを使用するので効率的にタッチタイピングをマスターできる。 ソフトが読み上げる音声に合わせて、アルファベットを入力。ディスプレイにキーボードが表示されるため、はじめから手元を見ずに入力する習慣づけができる。
キーの入力が終わると、「ミスタイプ数」や「正解率」などに応じて、「優・良・可」などの成績が表示される。「1分間に入力できた文字数」は、折れ線グラフでもチェック。 着実に上達しているのが目で見てわかるので、達成感があり気がつくと夢中に。単語はローマ字で入力するため、ローマ字の練習にも。 同校代表の伊村さんによると、「レベルがあがってくると、漢字の入力も始まります。学校で習う前の漢字でも、そのときに覚えながら入力する生徒さんも」いるそう。 「短い時間でも集中してやれば身についてきます。飽きてきたかなと思ったら、声をかけ、少し休憩をはさんでもらうことも」。
今回タイピングコースを体験した読者モデルのTさんは、「スタッフさんがすごくほめてくれて楽しそうにできてました!社会に出たら、パソコンは必須なので、こういう習いごとって、将来役立つんだろうなって」。 小学3年生のお子さんも「英語を打つのが楽しかった!」と笑顔。伊村さんは「はじめてでここまで打てるのはすごい」と太鼓判。覚えの早い子どものうちに身につけて、将来にも役立つ「タッチタイピング」。 伊村さんによると「個人差はありますが、1~2年である程度できるようになる」そう。「いったん覚えれば一生もの。楽しみながら学んでもらえたら」と話している。