高品質のクレイ・ハーブアイテムがそろうブランドショップ、高槻にオープン

　欧州（南仏）で美容や健康に重用されてきたミネラル豊富な粘土「クレイ」。高品質のクレイにこだわり、日本随一のクレイ専門校も運営する「アロマフランス」が6月、初となるブランドショップを高槻市古曽部町にオープンした。

　採掘場の山や南仏の家をイメージした店内では、アロマフランスブランドやフランスの生産者から直接取り寄せた商品が買えるほか、スクールも開校していく予定だ。

ほとんどの商品がその場で試すこともできる。クレイ用の洗面所も設置

　看板商品のクレイは、オーナーの前原さん自ら現地に赴き、高純度のものだけを取り扱う。老廃物の吸収といった効果がある最もポピュラーな「グリーンイライト」をはじめとするクレイは5種類で、素材本来の良さを引き出せるように商品を厳選。

　純度100％のクレイのほか、ハーブウォーターとブレンドしたペーストや、昨年5,000本売れたという人気の歯磨き粉など、用途に応じて手軽にクレイを楽しめる商品も。中でも、オイルやハーブにもこだわった石鹸「クレイソープ」はプレゼントとして買い求める人が多いという。

　次いで人気のハーブ商品は、全て野生か無農薬栽培で、旬の時期に手作業で収穫した植物を使う。天然の化粧水「ハーブウォーター」は、植物の有効成分を最大限に引き出す蒸留方法で抽出。

　品質を保つため、蒸留して得られる最初の1Lのみ使用する。植物のエッセンスが凝縮して香りも豊かで、クレイと混ぜて使うこともできる。30～40種類がそろうハーブティーは、季節によっては珍しい品種もお目見えする。

ハーブティーは「選ぶ時も楽しんでほしい」と薬箱のような引き出しに並べている

クレイもハーブもオーナーが生産者から直接買い付け。品質はもちろん、地球環境に配慮しているかも確認する

　店内は「クレイの山に行った気分を味わってほしい」と珪藻土の壁にし、飾られている山の写真やクレイの原石も現地の雰囲気を伝える。また、南フランスの家をイメージして、床はテラコッタ調、木のぬくもり感じる内装となっている。

　広々としたスペースで商品をじっくり見ることができ、希望すればスタッフによるカウンセリングでおすすめの商品を選んでくれる。
　販売だけでなく、これまで開催してきた講座や、新たに初心者向けのワークショップも開いていく予定だ。

記事作成日：2021年6月