■ICTを活用 学びの個別最適化
まずはICTを活用した『学びの個別最適化』だ。タブレット・PCの活用により、これまで先生がしていた板書に代わり、分かりやすい資料を使うことで、授業の密度を上げていく。また、AI教材を活用して生徒の学習進度に応じた『自分専用レッスン』で、基礎学力を確実に身につけることができる。授業だけでなく、副担任が行う『ネット担任制度』では、よりきめ細やかな指導をする予定だ。これは全日制高校として初めて導入されるもので、学習成果や活動履歴、進路希望などをオンラインで一括管理して、個別でサポートするもの。「学校生活に悩みがあっても”学校だとなかなか相談しづらい“という生徒が、気軽に話せる場としても活用できればと考えています」と松本校長。