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TOP > 〈特集〉良い仕事には理由がある プロの仕事のこだわり > 何事もポジティブシンキング 保険業界30年も進化し続けるFP
ファイナンシャルプランナーの北野美也子さんは、今年、保険業界30年という節目の年を迎えた。そんな中のコロナ禍によって、これまでの仕事のやり方を大幅に変えざるを得なくなった。一時は不安もよぎったが、持前のポジティブシンキングとプライベートで学んだ「選択理論心理学」が役に立ったという。現状に満足することなく、時代に合わせて柔軟に対応していく北野さんの姿に迫った。
北野さんの過去記事はこちら:「自分を幸せにできるのは自分だけ」リアルな言葉で女性を応援
2020年春、コロナ禍でセミナーが軒並み中止に。セミナー登壇が多かった北野さんにとって大問題だった。しかし、既存のお客様のフォローができていないことが気がかりだったことを思い出し、すぐに切り替えた。「チラシを送ったり困りごとを聞いていたら、環境が変わった人や『銀行のお金が増えないけど、どうしたらいいか分からない』といった相談もあって、結果的にいい機会となりました」。状況に合わせた提案や保険の最新事情などを伝えて喜ばれた。
北野さんは昔からポジティブ思考であることに加え、 “すべての行動は自らの選択である”という「選択理論心理学」を学んでいる。「物事にはコントロールできること・できないことがあります。悩んでも仕方ないことは手放すのが一番」と話す。仕事がうまくいかないと落ち込むこともあるが、「タイミングが今ではなかった」と考えたり「お客様の要望がくみ取れていなかった」など反省し、最後には必ず前を向いてきた。
「それは投資や相続でも一緒なんです」と北野さん。「お客様に相談された時は、何を求めているのか、悩んでいるのかをハッキリさせて、必要な情報をお伝えします。必ずご自身の中に答えがあるので、私はあくまで提案をするだけなんです」と相手の意思を尊重する。最初からしっかりした目的が分からなくても、北野さんに話を聞いてもらっているうちに、次第に自身の本音を見出す人も多いという。 1月25日(火)に開催されるシティライフ主催「終活セミナー」に北野さんが登壇(場所:高槻市役所生涯学習センター3F、時間:15時50分~16時50分)。相続対策にも定評がある北野さんが「"心”の準備から始める『家族が揉めないための相続対策』」をテーマに、相続について初めて考えるという方も安心のセミナーを展開する。 <セミナーの申込みはこちらから>