「私たちは勉強を教えているのではありません。"勉強のやり方"を教えています」と言い切る長島さん。

近年特に感じているのが、勉強に取り組む意識が薄い子が多いということ。小学生の時にテストで100点をとっていたからと保護者も安心してしまっているケースが多く、中学生になってから壁に当たってしまうパターンが多いそう。

これは、勉強のやり方が分からないまま深みにはまってしまっているケースがほとんど。「勉強に対する意識がどれほど薄いのかを痛感してからでも遅くはありませんが、そうなる前に気がつけば受験を有利に進めることができます。要するに自分で考える力が備わっていないことがほとんどなのです」。

自分で考える力を育むためには、やはり勉強に取り組む姿勢から見直すこと。そして自ら考え、答えを導き出すことができるようになれば「勉強することが楽しい！」という考えにも繋がっていく。テストの点数を上げたい、進学校に進みたいというのなら、まずは子ども、また保護者も意識改革することが必要だという。