「グローバルヴィレッジほいくえん」は、英語幼保園であるグローバルヴィレッジ千里丘校からほぼ隣接しているマンション「ウエリス吹田千里丘」敷地内で、同マンションの街との連携を強める「つなぐTownプロジェクト」の一環として誕生した保育園だ。同マンションの居住者でなくても入園させることができ、現在はマンション内外から8名の子どもたちが元気に通っている（2022年1月取材時)。

この時期の子どもは脳が急激な勢いで発達しており、言語を始めとして様々な能力を習得していく。グローバルヴィレッジの英語幼保園の方では、講師はネイティブで園内はすべて英語環境だが、保育園の方では日本人の保育士が、日本語の発達具合を見ながら日本語と英語、両方で子どもたちに接している。

保育士の土屋聖良さんは、「保育園のプログラムはプリスクールに向けた『慣らし保育』のようなもの」と言う。あらかじめ保育園で英語に慣れ親しんだ子どもは、朝から夕方まで全て英語に囲まれるプリスクールへと環境が変わっても、一足先に始めた経験がアドバンテージとなるのだとか。

適切な環境を作れば、スポンジのような吸収力を見せて一気に成長するのがこの頃の子どもたち。例えば、手洗いや消毒のやり方を教えるうち、今ではみんな「Wash your hands!（手を洗おう！）」ということも理解するようになったのだとか。週1回、プリスクールからやってくるネイティブの講師によるレッスンが行われ、生の英語に触れる機会も設けているのもグローバルならでは。
今も新たな子どもたちを迎え入れる準備は万端。予約により見学も可能だ。