
小児から大人まで気軽に通うまちの眼科/辻川眼科<箕面市>
箕面市船場で開院して2年を迎えた辻川眼科。院長の辻川薫先生は、勤務医時代から長年に渡って小児眼科を中心に経験を積み、海外留学もするなどまさに目のプロフェッショナル。さまざまな現場で培った知識と経験をもとに、丁寧な問診や検査で適切な治療をしてくれる辻川先生に信頼を寄せ、親子や3世代で通う患者も多い。

医師免許、眼科専門医、医学博士。日本眼科学会、日本小児眼科学会に所属。
三重大学医学部医学科卒業後、淀川キリスト病院、箕面市立病院で勤務。
その後、ハーバード大学へ留学し2020年2月に辻川眼科を開院。
辻川先生はキャリアスタートと同時に小児眼科を担当。発達過程ごとに異なる子どもの症例を熟知しているのはもちろんのこと、大人より難しいと言われる子どもの問診や検査方法についても、赤ちゃんから小学生まで様々なパターンを熟知している。
「子育て経験もあるので、子どもが思い通りにいかないことはよく分かっています」と笑顔で話す。幼い子どもの問診では基本的に保護者の話を聞くが、時には子どもの声に耳を傾けることで、より正確な診断をしているという。
今はスマホが普及し教育にタブレットが導入されるなど、眼に負担がかかりやすい環境が子どもを取り巻いている。
少しでも子どもの眼を守るため、まずは急増中の近視に注意したい。「スマホなどは、基本的に30センチ以上離して見ること。あとは、赤ちゃんや幼児にはできるだけスマホを見せないようにしてください。小さいほど腕も短いため、より画面が近くなってしまいます」と辻川先生。
特に乳幼児については、近視だけでなく「赤ちゃんの眼への電子端末の影響というのはまだ分からない点も多いんです」と注意喚起する。

数秒~数十秒で検査が終わり、高い確率で視力異常を発見することができると言われている。
早い段階で視力異常を発見するのに一役かっている。

開業医としてできる限りのことをするため、小児・一般眼科の両方について積極的に勉強会にも参加。最新医療も学んで選択肢を増やしながら、患者にとってより良い治療法を提案したいと考えている。
「医療技術の進歩によって治せる病気も増えましたが、治療法によっては痛みや負担を感じる場合もあります。そういったことも説明しながら、患者さんの希望も聞いて、その人に合った治療をしてほしいですね」
木のぬくもり感じるアットホームな医院は、子どもも落ち着いて受診できそうな雰囲気があり、完全バリアフリー設計で車いすの人にも優しい。
校区内に開院している眼科として萱野小学校の眼科学校医も務め、「地元の先生が来てくれるので安心」という保護者の声も届いている。子どもをきっかけに家族が受診することもあるなど、すでになくてはならない地域のかかりつけ医だ。
「たまに『こんな些細なことを聞いていいのかな?』と迷う方もいらっしゃるのですが、遠慮なく聞いてくださいね」と心強い辻川先生。大事な子どもや自分の眼について、少しでも気になることがあれば気軽に受診してみよう。

辻川眼科 つじかわがんか
【午後診】月・火・水・金 16時~19時 (受付は終了時間の30分前まで)
休診日/木曜・日曜・祝日・第4土曜日