代表的なおやつといえばチョコレートが挙げられます。国民一人あたりの消費量は世界上位に毎年ランクインするほどです。“Bean to Bar”という、メーカーが直接農園に赴き、品質や労働環境を吟味してフェアトレードで⾖を調達し、製造までを⼀貫して管理するスタイルが注⽬されています。そんな“Bean to Bar”で作られたチョコレートのなかで、人気が高いのは有名ショコラティエが手掛ける「Chocokoo(ショココー)」。材料は世界各地から厳選したカカオ豆とカカオバター、きび砂糖だけを使い、シンプルで上質な素材が生み出すチョコレート本来の風味を楽しめる逸品です。
“Bean to Bar”がエストニアの人たちに支持されるのは、彼らが自然をとても大切にしているからです。自然豊かなエストニアでは、透明性がある製造工程で作られた食べ物や、自国で採れた食材を選ぶことが、何より安心安全だという考え方が根付いています。豊富な種類のハーブティを楽しむ文化も、その考えが背景にあります。