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TOP > 辛い痛みを取り除き「自分で治せる」体へ 痛みに悩む方の強い味方 / ももたろう痛みのクリニック > 辛い痛みを取り除き「自分で治せる」体へ 痛みに悩む方の強い味方 / ももたろう痛みのクリニック
阪急茨木市駅から徒歩5分のところにあるももたろう痛みのクリニック。
自身が帯状疱疹と椎間板ヘルニアで苦しんだ経験を持つ高原院長の診察は、患者に寄り添った無理のないものなのだとか。 今回は、聞き馴染みのあまりないペインクリニックのことや、同院の特徴、先生の診療への考え方などをお聞きしました。
ペインクリニックとは、その名の通り「痛み」を治療するクリニックです。治療する対象は、五十肩やぎっくり腰のように組織がダメージを受けて起こる痛みや、椎間板ヘルニアや帯状疱疹が引き起こす神経の痛みなど様々です。加齢以外にも、スポーツや生活習慣が痛みの原因になる場合もあり、若い患者様も多く来院します。 当院では、主に服薬治療や神経ブロック療法を行います。服薬治療では、消炎鎮痛薬(一般的な痛み止め)や、過敏になった神経の興奮を鎮める薬など、原因に応じた薬剤を処方します。神経ブロック療法では、原因となる箇所へ局所麻酔を注入し、辛い痛みを一時的に抑えることができます。 痛みを絶えず感じているときは、自律神経の交感神経が過剰に働き、血管が収縮している状態にあります。その状態では血流が悪くなり、自分の体を治す働きがなかなか進みません。服薬治療や神経ブロック療法によって過剰な痛みや緊張を取り除くことで、人間が持つ本来の治癒力を引き出し、「自分で治せる」体にすることが大切です。
私自身、椎間板ヘルニアと帯状疱疹を患い、「死ぬほど辛い」痛みに悩まされた経験があります。それだけに、患者様が訴える痛みの辛さは親身になって理解できますし、ペインクリニックでの治療の効果を実感した身でもあります。ペインクリニックと聞くと、痛い治療をイメージする人が多いかもしれませんが、神経ブロックには多くの種類があり、あまり痛みを感じずに済むものもあります。「痛くない治療」を希望する方は、遠慮なく相談してください。
2020年10月、旧クリニックの隣に新たな施設をオープンしました。神経ブロック療法を行った後はしばらく安静にする必要がありますが、ベッドの数を最大7床まで増やして十分なスペースを確保しています。また、最新の医療機器を導入し、診察時間や待ち時間を減らして患者様の負担を軽くしつつ、効果的な治療を行えるようになりました。痛みが原因で「よく眠れない」「まともに歩けない」などの悩みを抱えている人は、ぜひ一度クリニックにお越しください。