
不透明な時代に、子育て世代の頼もしい味方であり続ける/ファイナンシャルプランナー・橋本佳奈さん
「子どもたちに元気な日本を残していきたい」と語るファイナンシャルプランナー(FP)の橋本佳奈さんは、子育て世代のライフプラン作成や、家計・保険の見直し相談などを中心に活動している。変化が激しく先の見えない時代だからこそ抱く悩みにも、持ち前の明るさで真摯に向き合ってくれる頼もしい存在だ。
2児の母として子育てをしながら、FPの活動を精力的に行う橋本さん。主な活動拠点の京田辺市で開催している金融セミナーにもたびたび登壇している。そうした学びの場で目標としているのは、参加者の金融リテラシーを高めることだ。
「これからの子どもたちは学校で金融教育を受けられます。でも私たち子育て世代はそんな教育を受けていない世代です。だからこそ、正しい知識を伝えるのが自分の役目だと思っています」。
橋本さんに寄せられる相談で多いのが、教育費に関する悩みだ。
「大学の授業料は年々増加傾向ですから、『とりあえず』という意識で学資保険などを積み立てていても、将来足りなくなるかもしれません。大切なのは、いつまでにどのくらいの貯蓄をしたいのか、ゴールをハッキリ定めて『お金に働いてもらう』ことです」。


とはいえ、知識が不足していて資産運用に不安を感じる人は実際に多いそう。橋本さんは「リスクを分散して長期運用するなど、いろいろな方法があります。セミナーや商談では、知識を深めつつ不安を解消してもらえるように心がけています」と語る。
もう一つ大切にしているのが、価値観の共有だ。橋本さんいわく、お金に対する夫婦の価値観を知ることはとても重要なのだとか。
「家族同士でお金などの真剣な話をするのは難しいことです。子どもをどう育てていきたいかなどの話をすると、『大学まで行かせてあげたい』とか『できれば留学も』など、いろいろな思いが出てきます。FPへの相談を介して価値観を洗い出し、共有してもらえたら」。
そうやってお互いの理解を深めることで、10年後20年後のライフプランも固まってくるという。
FPとしてセミナー講師も務める橋本さんだが、実は顧客との一対一の商談はとても緊張するのだとか。しかしそれは、一人一人の悩みに真剣に向き合う姿勢の現れだ。「人と人との出会いは一期一会です。いつもご縁に感謝するとともに、特に個別相談では自分がお客様の立場だったらどうするか、を常に考えてお客様と向き合っています」。
物価は上がり続け、銀行に預けても資産は増えない現代。漠然とした不安を抱きながらも「何かしなければ」と考えている人は多いのでは。橋本さんはそんな人たちに向けて「ぜひ、セミナーやFPへの相談を、ライフプランと向き合うきっかけにしてください」と呼びかけている。
