教室は自宅のLDKを利用している。感染防止対策の卓上パーテションも置かれ、生徒さんは安心して学ぶことができている。キッチンの周りにほとんど調理器具などが置かれていないので聞いてみると、「棚などを有効活用して、見えないところに収納するなどの工夫をしています」と榎下さん。このように空間を上手に使うことで、自宅の1部屋を教室にすることができる。

　開設当初はいろいろ不安もあったが、事務局スタッフが親身に開設や集客のサポートをしてくれたので、安心して始めることができたという。

　学研教室の魅力のひとつが、優れた教材の存在だ。「出版をしている会社の教材なので、一つひとつがすごくわかりやすく、よく考えて作られているなぁと思っています。先生の仕事は、その子の学習状況を把握して、適切な内容の教材を渡すこと。私の方針としては、あまりヒントを与えすぎずに教材の囲みをしっかりと読むように指導しています」と榎下さん。囲みを自分で読めるようになると、中学生、高校生になった時に自学自習ができるようになるからだという。

　「学研教室の先生の仕事の魅力は、何よりも子どもたちの成長に関われること、そしてたくさんの人と出会えることです。保護者の皆さんもそうですが、同じ学研の先生達も素敵な方ばかりで、いい刺激をもらっています」。始める年齢も人それぞれ。定年をきっかけにスタートされる方も居るという学研教室の先生。まずは気軽に説明会に参加してみよう。