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セバの北摂酔いどれ探訪記①島根の風香る、味な赤ちょうちん

 

皆さま、こんにちは。
“千鳥足の水先案内人”こと、セバと申します。

 

突然ですが、私はお酒を飲むことが好きです。
けして強くはありませんし、詳しくもありません。
ですから、お酒を飲むのが好きなのではなく、お酒を楽しむ雰囲気が好きなのだと思います。

 

このコラムでは、私が週末に訪れた素敵な飲み屋さんをご紹介させていただきます。
名付けて、「セバの北摂酔いどれ探訪記」。
第一回目は、千里丘で見つけた島根の郷土料理が楽しめる居酒屋さんです。

 

 

私の会社の最寄駅はjR千里丘です。

いつも南口の階段を利用しているのですが、ずっと気になっていたお店があります。
駅とミスタードーナツの間にある「味な赤ちょうちん だんだん」です。

 

 

jR千里丘を利用している方なら一度は気になったことのあるお店ではないでしょうか?
店名にかかった「味な赤ちょうちん」という言葉が呑兵衛心をくすぐります。

 

二階にあるお店なので、初見の私は入るのに勇気がいりました。
今はネットやSNSのおかげで事前にお店の情報や雰囲気を知ることができますが、今回の酔いどれ探訪はマイルールに則り「事前調査ナシ」!

 

ドキドキしながら一段ずつ階段を上りました。

 

 

「いらっしゃいませー!」

 

扉を開けるとすぐに緊張はなくなりました。
カウンターと四つのテーブルには先客が数組。
年配の男性が多かったかな?

清潔で落ち着いた居酒屋です。
テーブル席に腰かけるやいなや、挨拶代わりの「とりあえず、生ください」。

 

 

この日、流した汗は、すべてこのためだったのか…そう思えるほど夏のビールは魔物なのです。
一気にジョッキの半分を飲み干します。

 

「ぷはーっ!」

 

あとで調べてわかったのですが、「だんだん」のご主人は島根県のご出身とのこと。
(この日、お店にいらっしゃったのは若い男性で店主ご本人か息子さんかはわかりませんでした)

 

主に島根産の食材を使い、郷土料理をはじめとした様々な料理を提供されてるよう。

まずは手書きで書かれた本日のオススメをチェック。

 

 

刺身、焼き魚など魚料理が豊富です。
ということは…と、ドリンクメニューを横目でチラリ。
もちのろん、日本酒も揃っております。

 

枝豆などのスピードメニューを頼み、ビールもスピードでなくなり。
私のノドはもう魚と日本酒を受け入れる型に変形しておりました。

 

刺身盛りを頼むと店主のお任せで盛ってくれるとのこと。
何が出てくるか、ワクワクしながら一品をつまんでいると…きました、きました!
四種盛り!

 

 

おっ!マグロ…これは?
異なる部位を出してくれている?

ニクイ!さすが「味な赤ちょうちん」!
わさびをちょい乗せ、マグロをパクリ。

 

 

これは!!!!

ミラクルおいしい!!!!

 

厚めに切っているので噛み応えがあり、赤身の旨味がダイレクトに舌に広がっていきます。

 

噛み締めながら日本酒をぐびっ。

この喜びをノドに、胃に、流します。

 

このあともニジマスの塩焼き、ハモの天ぷら、平目の南蛮漬け、色々食べました。
島根名物の赤てんも初めて食べました。
どの料理も大変おいしく、お酒が進みました。

 

 

 

「あれ?急に食レポが雑になってない?」って?

 

お恥ずかしいことに、どこからか記憶が曖昧で…。
覚えてることは「楽しかった」こと、そして「おいしかった」こと。

お酒を飲んだ次の日に残るのは、こんな爽やかな気持ちで良いのです。
私の場合はアルコールも残りましたがね。

 

お店の名前「だんだん」は出雲弁で「ありがとう」という意味です。
私はできませんでしたが、お店の方から島根の話や料理の話を聞くのも良いかもしれませんね。

 

さて、セバの北摂酔いどれ探訪記。
次はどのお店に行こうか。
乞うご期待。