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2023年6月に箕面市船場西で開業した「まにわクリニック」では、一般内科・循環器内科の専門的な治療や幅広い自由診療も組み合わせた治療を、一人一人の症状や生活スタイルに応じて提供している。大病院での勤務歴も長い馬庭直樹院長が開業へと至った経緯や、まだ広く認知されていない病気である「下肢静脈瘤」について話を伺った。
これまで、大学病院や国立循環器病研究センターなどでの勤務を経て、一般内科や循環器内科での最先端の治療を幅広く経験してきました。しかし、最先端の治療で症状が改善する患者様ばかりではありません。そうした経験を重ねる中で、もっと根本から解決する必要性を感じるようになったのが開業のきっかけです。 その“根本”とは、食生活やストレス、暴露されている環境毒素などのさまざまな要素があり、どんなアプローチが最適なのかも人によってバラバラです。そこで、今後の人生100年時代を見すえて、保険診療と自由診療を組み合わせた一人一人にとって最適な治療を提供しようと考え、国立循環器病研究センターでの勤務時代に縁のあった北摂の地で開業することに決めました。
当院では、一般内科や循環器内科の専門的な治療だけでなく、幅広い自由診療も提供しています。また、栄養面のサポートにも力を入れていて、在籍する管理栄養士が、「栄養アドバイザー」として患者様に食生活のアドバイスを行える体制を整えています。私自身やスタッフも日々栄養に関する知識の習得を続けていて、学んだ知識を患者様へ還元するように心がけています。 患者様が落ち着いて過ごせる空間づくりを意識し、院内の雰囲気がある意味で「病院らしくない」点も当院の特徴です。丁寧な問診を通じてそれぞれの患者様に最適な治療の提案を行っておりますので、ぜひお気軽にお越しください。
当院には、「下肢静脈瘤」の患者様も多く受診しています。下肢静脈瘤とは、足の静脈にある弁が壊れ、本来心臓へと向かう血液が逆流してしまう血管の病気です。具体的な症状として、「血管がコブ状に膨らむ」や「皮膚が変色する」などの見た目の変化や、「足がむくむ」や「足がつりやすくなった」などの足の違和感が挙げられます。 特に40歳以上の女性に多く見られ、出産経験のある女性の2人に1人が発症するとのデータもあります。良性疾患である下肢静脈瘤は、ただちに治療が必要なわけではありません。しかし、足の外傷が治りにくくなったり、足のむくみなどが原因で日ごろの活動量が低下したりする場合もあるため、生活の質に影響する病気だと言えます。治療を行うかどうかは、ご自身の暮らしにどの程度の影響が出ているのか踏まえ、医師と相談しながら決めることをおすすめします。 記事作成日:2023年9月