地域情報紙「City Life」が発信する地域密着のニュースサイト

吾翔けるvol.17 -私が思う”歴史小説”とは-

『教養としての歴史小説』という本を刊行した。日本の歴史の本ではなく、「歴史小説の歴史」の本である。

本書ではまず、歴史小説とは何かから触れている。近いものとして時代小説と呼ばれるものがある。明確な線引きはされていないし、またする必要もないとは思うが、昨今では分けて語られることも多い。私も違いについてよく尋ねられる。