
履正社中学・高校の多言語多文化教育で 広がる可能性と海外大学進学への道
創立102年目を迎えた2024年、『履正社中学校・高等学校』
■「学術基盤センター」の多言語多文化教育がいよいよスタート
履正社中学校・高等学校が今春より設置した「学術基盤センター」。4つの教育部が中高の学びを下支えする形で、探究的な学びの在り方をデザインする組織になっている。昨年より始まっている「言語技術教育」に続き、センター長の松本先生が主軸となって進めている「多言語多文化教育」も次々と展開を見せている。
「学校生活の中で、生徒が自然に多元的な価値に触れることができるプログラムを運営します。たとえば9月にはインドからの留学生を高1のクラスに迎え、約3ヵ月間、共に学び、日々を過ごします。そこで言葉や文化の多様性をリアルに実感することでしょう。さらにインドネシア、オーストラリア、ニュージーランドの複数の高校からそれぞれ20名ずつの生徒を受け入れる予定です」と松本先生。今後はさらに、授業や行事はもちろん、部活動における国際交流も積極的に企画していくという。まさに『世界は外にあるものではなく、ここが世界だ』と実感できる環境が整っている。

早稲田大学を卒業後、英語教諭として勤務。メルボルン大学で応用言語学TESOL修士号、東京大学大学院教育学研究科で博士課程単位取得。海外の学校との交流・姉妹校関係の締結、Dual DiplomaProgramの導入などを手がけているほか、東京外国語大学の非常勤講師も務める。

■海外の大学への進学の夢が叶うプログラムが充実
また、海外大学への進学プログラムも新たに追加された。「アメリカに続き、マレーシアの6大学との提携、そして世界大学ランキング19位のシドニーのニューサウスウェールズ大学(UNSW)の大学進学準備コースであるUNSW京都キャンパスとも協定を結びました。履正社高校卒業後に同コースでの9ヵ月間の学びを修了すると、UNSWへの入学が100%保証される制度です。さらに本校卒業生は130万円の学費減免を受けることができるのも大きなメリットです」と松本先生。『U.S.Dual Diploma Program』もすでに2名の生徒が受講をスタートさせ、アメリカの高校の学びを進めている。詳しくはオープンスクールで、その魅力に触れてみよう。
■多言語多文化教育 今後の予定
【多文化交流プログラム】
①インドの留学生受け入れ(2024年9月)
②インドネシアの2つの高校からそれぞれ約20名の生徒を受け入れ(2025年1月)
③オーストラリアの有名中高一貫校との交流。希望者は留学も可。(2025年度)
④ニュージーランドの2つの高校から約40名の生徒を受け入れ。(2025年4月)
⑤ホストファミリーバンクへの登録
※プログラムは変更の可能性があります。
【海外大学進学プログラム】
①全米ハイランク18大学への入学が保証される「U.S.Dual Diploma Program」。すでに2名の生徒がカリキュラムを受講中。
②マレーシアの6大学との提携。各大学3名、計18名の指定校推薦枠を獲得!
③オーストラリアのトップ大学であるニューサウス・ウェールズ大学への近道となる「UNSW京都キャンパス」との提携。


■2025年度入試 オープンスクール日程
[ 第2回 ] 7月27日(土) 9時半〜
[ 第3回 ] 8月24日(土) 9時半〜
[ 第4回 ] 9月7日(土) 9時半〜
[ 第5回 ] 10月5日(土) 9時〜(プレテスト)
[ 第6回 ] 11月2日(土) 9時〜(プレテスト)
[ 第7回 ] 12月1日(日) 9時〜(プレテスト)
追加・変更の可能性もございますので、最新情報はホームページをご覧ください。