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TOP > 「糖尿病」は初期段階でも 心筋梗塞・脳梗塞の発症リスクに/けいしょう内科クリニック > 「糖尿病」は初期段階でも 心筋梗塞・脳梗塞の発症リスクに/けいしょう内科クリニック
初期症状がほとんどなく、異変に気付いた頃には病状が進行していることが多い糖尿病。様々な病気を引き起こすリスクもあるこの病気について、けいしょう内科クリニックの陳先生に伺った。
糖尿病の初期段階では、ほとんどの方が無症状です。しかし、血糖値が高い状態が続くことで血管にダメージを与え続けると、神経・目・腎臓などに障害を引き起こします。また、「糖尿病予備軍」と呼ばれる発症前、またはごく初期の段階でも脂質異常症、高血圧、喫煙などの動脈硬化のリスクがあれば、心筋梗塞や脳梗塞など、命に関わる病気のリスクが高まります。そのため、糖尿病の方や発症のリスクが高い方は、専門医による、定期的な検査や治療を受けることをおすすめします。
当院では、患者様一人ひとりの生活スタイルにあわせて、食事・運動療法の相談、経口薬、インスリン注射、インクレチン注射などの治療を行っています。また、血液を取らなくても血糖値を測定できる「F l a s h Glucose Monitoring」も導入しています。スマートフォンや専用端末を使い、リアルタイムで測定ができる点が特徴です。早期の発見と治療、そして、治療を途中で中断せずに通院を続けることが大切です。 記事作成日:2024年9月