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吾翔けるvol.26 -世界史からの考察

世界の歴史上、最も版図を広げた国は何処か。分かり易く言い換えるならば、一番大きかった国は何処か。 真っ先に思い浮かべるのは、ロシアや中国ではないだろうか。

実は歴史上最も広大な国土を有していたのは大英帝国、つまりは今のイギリスである。大英帝国は世界中に植民地を持っていた。その中に現在のカナダ、オーストラリア、インドが含まれているのが大きいだろう。世界の22・6%、五分の一以上を有していたことになる。

ちなみに日本は何位だろうか。これは二十位。先の戦争の時、大日本帝国の時代である。二十位と聞けばさほどのように思えるが、二十二位が中国の漢王朝、二十三位がローマ帝国、二十六位がオスマン帝国であることを知れば、かなり広大な国土であったことが判るだろう。