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TOP > 研究が進む脳と腸の関係 2人の内科医が連携し総合的な診療を/I&T胃腸と脳のクリニック > 研究が進む脳と腸の関係 2人の内科医が連携し総合的な診療を/I&T胃腸と脳のクリニック
一見関係なさそうな、脳と腸。実は脳と腸は、自律神経系や免疫系などを通じて、お互いに影響し合っています。脳と腸の関係について、I&T胃腸と脳のクリニックの池岡清太郎院長(写真上)、藤堂紘行脳神経内科医師に話を聞きました。
例えば、肝硬変と便秘の合併により腸内細菌の出すアンモニアが増加すると、肝性脳症(肝臓で有害物質が除去されず血液中に溜まり脳に達することで、脳機能が低下する病気)を引き起こすこともあります。近年、「特定の腸内細菌が生み出す老廃物が脳に移行することで、認知症やパーキンソン病などが発症する可能性がある」との指摘もあります。
当院では、消化器内科と脳神経内科、異なる2つの分野の専門医が協力しながら、総合的な内科診療を行っています。消化器内科では、消化器疾患全般の診察や治療、熟練した内視鏡専門医による、静脈麻酔下の胃・大腸カメラ、大腸ポリープの日帰り手術が可能です。
脳神経内科では、認知症、パーキンソン病、脳卒中、てんかん、頭痛といった、脳や神経に関連する病気を専門的に診療しています。一般内科でも、2人の内科医が連携して幅広く診察していますので「何科を受診すればよいか分からない」と悩まれている方も、一度気軽にご相談ください。 記事作成日:2024年12月