
履正社の「言語技術教育」が高校でもスタート 海外大学進学をサポートする「国際部」を設置
学園創立103年の歴史を誇る「履正社高等学校」。
■「探究学習」に「言語技術教育」を取り入れる
日本語を論理的に扱うスキルを高める「言語技術教育」。履正社では、つくば言語技術教育研究所の監修を受けてカリキュラムを実践している。「履正社中学校では、2年前から導入しています。問答ゲーム、絵やテクストの分析、再話や描写を実践し、生徒たちは聞く・読む・話す・書く・考える力をしっかり身につけています」と話すのは、言語技術の授業を担当している篠岡校長。
高校でも、1年前から競技コースの生徒たちが言語技術教育を学んでいる。「スポーツと言語技術は親和性が高いので、チームのメンバーと対話をする際に役立っているようです。実際、プレーにも好影響が出ていると聞きます」。
今後は学藝コースでも、「総合探究」の時間に言語技術教育を取り入れた学びをスタートさせるという。「物事を深く追求してその本質を見極める探究活動を進めていく上で、言語技術は大きな土台になるはずです。情報を分析し、自分の考えを組み立ててわかりやすく表現するスキルは全ての活動で求められることだからです」。

校長 篠岡 正和先生
shinooka masakazu
今春より履正社高等学校の校長に就任。2年前から言語技術の授業を担当。「履正社高校では、放課後の多種多様な専攻ゼミや部活動、そして海外大学への進学もサポートする体制を整えています。自分の夢や希望進路に向かって充実した高校生活を送ってください」。

藤原 涼さん fujiwara ryo
高校まではラグビーに打ち込み、全国大会に出場。IELTS Academic Overall 8.5、TOEIC L&R 990点満点などの英語資格を保有。「言語習得、海外大学、進路、旅など、さまざまなアドバイスができると思うのでぜひ相談してください」。
■海外大学進学をサポートする「国際部」を設置
履正社高校では、昨年4月に「学術基盤センター」を設置し、国際交流・海外大学進学のほか、世界31大学への入学が保証されるDDP(デュアル・ディプロマ・プログラム)を導入している。そして今春より、海外大学へ進学を希望する生徒をサポートする、「国際部」を新たに設置した。
担当職員の藤原さんは、国内の大学を卒業後、バックパッカーとして40ヵ国を旅したほか、アメリカではフルブライト奨学金を利用して働きながら学んだ経験の持ち主。その後、イギリスのエディンバラ大学大学院で言語教育学(修士課程)を学んだ。「現在は、海外大学へ進学を希望する生徒のサポートをしています」。実際に生徒と面談を行い、オンラインプラットホームを使った相談や、海外大学出願時に必要な書類作成のサポートをするなど、継続的な支援をこれから行っていく。
「海外大学へ進む上で、不安に思う課題を一緒に解決していければと思います。たとえば奨学金の申請方法など、なかなか調べにくい情報も提供していきます。また国内の大学へ進学して、留学を目指す方法など選択肢は無数にあります。まずは何を学びたいのか、どういう人生にしたいのかを、一緒に考えていきましょう」。
【海外大学進学プログラム】
①世界31大学への入学が保証される、「U.S.Dual Diploma Program(DDP)」。すでに7名の生徒がカリキュラムを受講中。
②マレーシアの6大学との提携。各大学3名、計18名分の指定校推薦枠を用意。
③オーストラリアのトップ大学であるニューサウス・ウェールズ大学への近道となる「UNSW京都キャンパス」 との提携。


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