日本人初のノーベル文学賞受賞者であり、茨木市の名誉市民である川端康成。
2025年10月22日(水)に、茨木市観光協会にご協力いただき、観光ガイドの案内のもとツアーを開催しました。文学の志を固め、その第一歩を踏み出した地である茨木に残る川端康成ゆかりの地を巡りました。



「以文会友」文学碑。 1969年10月26日、康成は「以文会友」の文学碑除幕式に出席した。
阪急茨木市駅を出発し、旧制茨木中学校へ(現在の茨木高校)。康成は旧制茨木中学2年生の頃、作家を志したそう。


中学時代の康成が通い詰めた堀書店(写真上、現在の堀廣旭堂)と虎谷書店(写真下、現在の虎谷誠々堂)。

「師の棺を肩に」葬儀会場の東本願寺茨木別院を訪れ、続いて「川端康成文学館」へ。


文学館には、康成の著書、書簡、原稿や墨書のほか、模型・写真・拓本・ビデオなど、ゆかりの品が約400点展示されています。
祖父母と暮らした屋敷の模型では、音声案内付きで幼少期の康成の暮らしを回想することができました。

「作家の書斎」鎌倉 川端邸 再現
季節のごはんカフェ satonoのおもてなし弁当も美味しくいただきました。
「長年茨木市に住んでいるけれど一度も訪れたことがなく、ちょうど行ってみたいと思っていた」「ガイドさんの丁寧な案内で、地域の魅力を再発見できた」など、参加者の皆さまに楽しんでいただけたようで良かったです。
ご参加いただきありがとうございました。