消化を助け、肌の修復力を高める
発酵食品のメリットは、食材の分解が事前に進んでいることにある。例えば肉に塩麹を揉み込むと、調理の段階でタンパク質やデンプンが分解される。そのため、食べたときに素早く消化されるという。「体内の分解酵素を使わずに消化してくれるため、節約された酵素を肌の修復などに回せます」とnaoさん。また、発酵の過程で生まれるオリゴ糖は腸内の善玉菌の餌となり、腸活にもつながるそうだ。
日常への取り入れ方は、今の習慣に少し足すくらいの気持ちではじめみるとよいそうだ。 「みそ汁はアミノ酸が豊富で、シミ予防や乾燥肌の改善につながるほか疲労回復にも効果的です。塩分が気になる方は、朝・晩どちらか一杯を習慣にするだけでも十分です」。ヨーグルトは朝食のイメージが強いが、夜に食べると寝ている間に腸内で働いてくれるためより効果的だという。
さまざまな発酵食品があるなか、naoさんがおすすめするのは、ビタミンB群や乳酸菌、腸内環境を整える成分が豊富な「甘酒」だ。「継続して取り入れることで、肌のターンオーバー促進、シミ予防、肌荒れ防止に期待できます。手作りの甘酒は生きた酵素が豊富で、美肌改善や免疫力アップにもつながります。ヨーグルトメーカーがあれば手軽に作れますが、炊飯器で代用もできます」。そのまま飲むのはもちろん、スムージーにしたり、ソースにしたりとアレンジの幅が広いのもポイント。