
“知育・徳育・体育”・自立と成長を促す/人間力が身につく保育園
世間一般の保育のイメージと言えば、“子どものお世話”を思い浮かべる人が多いだろう。「子どもを一人の人格者と見て、単なる“お世話”ではなく自立と成長を促すアプローチを心掛けています」とはちびっこランド服部緑地園・江坂園代表の亀田さん。一人ひとりの成長に合わせて目標を設定し、自分でできたという気持ちを積み重ねることで子どもの可能性をぐんぐん伸ばす。「園児のみんなには不明瞭な時代を生き抜く力、人間力を身に着けて欲しいと思っています」。そう話す亀田代表の想いが日々の保育に浸透している。
異年齢混合自由保育で担任制をとっていないのも大きな特徴。学年ごとに区切らない縦割り保育で、設定保育も全員で一緒に取り組みながら1日を過ごしている。実際、上の年齢の子が小さい子のお世話をする場面が多く見られることに驚かされる。「子ども達が本来持っている“興味”“好奇心”“チャレンジ精神”はもとより、“思いやりの気持ち”や“責任感”“自立心”などの社会適応能力の基礎を育む現代では希少な環境です」とは亀田代表。


知育(あたま)・徳育(こころ)・体育(からだ)がバランスよく伸びる保育を実践している。音楽・英語・書道・体操・リトミック・粘土・絵画……、豊富なカリキュラムを用意。担当保育士の指導のもと、楽しみながら取り組み身に着けていく。毎日が刺激に溢れ、成長につながっている。
「じょうぶな身体づくりのために園外保育も充実させています。3歳児クラス以上の子たちは朝マラソンをしています」。運動会で3歳児・4歳児・5歳児クラスが混合で行うリレーの練習も兼ねて、毎朝マラソンを実施。園生活では草履を取り入れており、全員草履で走る練習をしているそう。「足の指に力を入れるようになり、土踏まずがしっかり形成されるんですよ」とは亀田代表。体力がつき、諦めない気持ちが芽生えていく。


同園は運動会や生活発表会などイベントへの取り組み方にも特徴が。その月齢の子たちができるであろうことをするのではなく、より難易度の高いことへチャレンジすることを大切にしているそう。「練習を重ねるにつれ当事者意識が芽生え、全然できなかったことができるようになっていく姿には毎年驚かされますね」と話してくれた。実際、保護者からも「運動会や発表会のクオリティがすごい!子ども達もイベントごとに成長するのを実感させられます」との声が。毎日が刺激に溢れ、一人ひとりの力を信じたアプローチを。子どもを安心して預けられるだけでなく、“人間力が身につく”環境がここにはある。
ちびっこランド服部緑地園・江坂園
メイト緑地公園1階
江坂園:吹田市江坂町2-17-19
江坂園:御堂筋線「江坂」駅から徒歩10分