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TOP > 子どものやり抜く力を育む > ロボット&ゲーム作りを通じて、英語も習得できるプログラミング教室
北摂エリアでいち早くプログラミング教室を開校した「キノコード」では、小学校低学年から大人まで、幅広い世代の生徒がプログラミングを学ぶ。日本語でプログラミングを学ぶコースの他に、プログラミングの経験が豊富な外国人が講師にあたる英語コースも開設。プログラミングは使用するコードがすべて英語ということから、自然と英語が身につく環境にもあるという。
カリキュラムは「ロボットプログラミング」「ゲームプログラミング」「WEBプログラミング」の3つを用意し、それぞれ「初級者向け」と「上級者向け」がある。プログラミングと言えば、テキスト片手にパソコンと向き合う姿をイメージする人も多いだろう。実際、カリキュラムの内容を聞くと、専門的な言葉が並ぶので「本当に習得できるのだろうか?」と心配になる保護者もいるそう。
「プログラミングは、あくまで手法です。技術を覚えることよりも“何をしたいか”をイメージすることが大切。興味・関心を持った子どもたちは、自らどんどん習得していきますよ」と話すのは、英語コースを担当するデビッド先生。同校では講師がマンツーマンで生徒の横に付き、一緒にパソコンを操作していく。授業ではテキストを使わず、講師との会話を中心としている。「さあ、次はどんな動きを付けたい?」「どうすればもっと面白くなる?」と質問を重ねて子どものやる気を引き出していく。
そうして楽しさを覚えた生徒の中には、講師が驚く発想をする生徒も。「ある生徒は『数字を使わずに数を表す装置を作りたい』という目標を立てました。ボタンを押すとビー玉がレーンに落ちるのですが、落ちた場所が数を表しているのです。その場所を見れば、何の数なのかわかるという仕組みです。興味・関心がないと生まれない、自由な発想をカタチにしたのです。考案した生徒は当時、小学5年生でした」とデビッド先生は振り返る。英語コースに加え、日本語コースもあるので、生徒の目標に合わせて創造力を育んでいく。