
子どもたちの「一生懸命」と「個性」を大切にする国際学校の土曜スクール
神戸で75年の歴史を刻むインターナショナルスクール「聖ミカエル国際学校」が4歳から12歳までの子どもたちを対象に土曜スクールを開校して7年目を迎えた。生徒の多くが、平日は日本の幼稚園や小学校へ通いながら、土曜日には国際学校の恵まれた環境下で楽しく過ごしながら英語学習を深めている。同スクールでは英語力の他にも「自分で考え、真剣に取り組む」ことを大切に、「個性のちがい」を尊重する教育を実践している。
初年度は16人でスタートした土曜スクールも、現在は140人が通うように。各教室では英語のヒアリングや読み書きはもちろん、工作や音楽などのプログラムがネイティブの講師、またはネイティブレベルのスピーカーである日本人講師によって行われている。通う生徒や在籍する講師の国籍はさまざま。英語学習を主軸としながらも、多くの国の文化や考え方に触れられるのも同スクールの魅力と言える。アメリカ出身のバンチ先生は同校の講師に求められる資質を「英語力や教育力に加え、子どもとの向き合い方にパッションがある人」だと語る。


土曜スクールの生徒は日本人が約7割だが、校内はまるでイギリスの小学校のよう。色とりどりの子どもたちの作品やアートであふれている。授業風景を覗いてみると、4歳のクラスでは歌やゲームをメインに楽しそうに英語に取り組んでいる。小学2年生の美術の時間では、物語に出てくる海の生物の工作に挑戦。同じビデオを見て、同じ材料を使っても、色づけや模様は人それぞれ。講師たちは一つひとつ、生徒が工夫した点を褒めていく。高学年のクラスは読み書きやグループワークをしながら、好奇心旺盛に質問する姿が印象的だ。
「私はいつも、子どもたちに“No one is perfect.”だと伝えています。上手にできなくても大丈夫、先生や他の人と自分の考えが違っても大丈夫、間違えることは恥ずかしいことではありません」とバンチ先生。また、英語力や個性を伸ばしていく子どもの特徴として「英語の能力に関わらず、やる気や興味関心を持ち続けていること」と話す。そのためには保護者のサポートが欠かせない。実際の雰囲気を確かめたい家族のために、ほぼ毎週土曜に見学ツアーを実施している。
※土曜スクールの入学は毎年4月と9月の2回。授業は毎週土曜日、9時~15時まで。対象は4~12歳。見学会の予約など、詳しくは同校に問い合わせを。

SMIS English 聖ミカエル国際学校 英語科
