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まるでおしゃれカフェ!? セレクトショップを併設したB型支援事業所「tsunagu」オープン

2021.02.04

“モノづくりで未来の福祉をつくる”を掲げている豊中市の「未来100年製作所合同会社」が、セレクトショップを併設したおしゃれなカフェのようなB型支援事業所「tsunagu」をオープンした。

「tsunagu」は大阪府の障がい者雇用促進グループで2年勤めた代表の矢野貴朗さんが、その仕事の中で感じた世の中の福祉に対するイメージを変えたいという想いから立ち上げたもの。

・welfare(福祉)✖ design(デザイン)
・welfare(福祉)✖ factory(モノづくり・工房)
・welfare(福祉)✖ art(アート)

を3つの柱とし、障がい者の方への就労支援と、健常者と障がい者の境界をなくすことを目的としている。

障がい者雇用促進グループの前は中⼩企業⽀援室に所属し、中小企業の商品開発や販路開拓を支援してきた経験から、1階には矢野さん自らがセレクトした雑貨を販売するセレクトショップが併設。

ショップ奥の作業場ではカバンのパーツつくりや出荷作業、革小物のクラフトが。現在は3名の障がい者の方がお仕事をされているとのこと。いずれはオリジナルブランドをつくり、障がいのある方が制作した本格的なレザークラフトを併設のショップで販売することを目標としているのだとか。

ちなみに2階はコワーキングスペースやミーティングスペースとしても使用できるそう

障がいのある方が生活保護をはずれて自分で収入を稼ぎ、自由にお金を使えるよう支援していくことを目指す、セレクトショップが併設されたカフェのようなB型支援事業所「tsunagu」。

今後は地元クリエイターとコラボし、障がいのある方の創造性を活かした新商品の開発などを通じて、クリエイターたちとの交流や社会とのつながりを生み出していく予定だ。

※2月13日・14日の2日間、6歳から12歳の子どもを対象とした革小物のワークショップを開催。詳細は下記のとおり。

 

【店舗情報】
住所:豊中市庄内西町3-7-36
TEL:06-6868-9192
1F SHOP&WORKING SPACE
2F WORKINGSPACE&COWORKING&MEETING SPACE


<革小物ワークショップについて>

コロナ禍でおうちで遊ぶことの多くなった子どもたちに少しでも外に出る機会と、ものづくりの楽しさを感じてもらうために子ども向けの革小物のワークショップを行います。小学生のお子さまが対象となります。
コロナ対策もしっかり取り組みながら子どもたちと一緒にワークショップを行います。

日程:令和3年2月13日(土)、14日(日)
時間:10:00〜、11:30〜、13:30〜、15:00〜

申込みはメール or FAXにて
e-mail: info@tsunagubase.com
FAX: 06-6868-9192

記事内の情報は取材当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。