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音楽のCOCOLO vol.21 人生のなかで大切なアルバム(2021年3月号)

2021.03.02

リオと東京を結ぶ直線に
想いを馳せる一枚

Tom canta Vinicius
Antonio Carlos Jobim

いつ頃からでしょうか、カフェやショップなど街中でボサノバがよく流れるようになりました。そのボサノバの誕生曲「想いあふれて」、代表曲「イパネマの娘」他、数多くのボサノバの名曲を世に送り出したのがリオ出身のトム・ジョビンとヴィニシウス・デ・モラエスです。今は亡き二人、ヴィニシウスの没後10年(1990年)のメモリアルライブをトムの没後にアルバム化したのがこの名盤「ジョビン、ヴィニシウスを歌う」で、ぜひ手に入れたい一枚です。「トム」と「ヴィニシウス」のペアネームは色あせることなく、2016年には世界に再発信されました。リオオリンピック・パラリンピックのマスコットキャラクターの名前が「トム」と「ヴィニシウス」だったこと、ご存じでしたか。開会式で流れた代表作「イパネマの娘」は曲線の美しさを強調していましたが、トムとヴィニシウスの想い出あふれるボサノバの名曲を聴きながら、リオと東京を結ぶ直線に想いを馳せるのはいかがでしょうか。

 

アントニオ・カルロス・ジョビン / 1927年1月ブラジル、リオデジャネイロ生まれ。ボサ・ノヴァ最大の作曲家。ギタリスト/ピアニスト/シンガー。「イパネマの娘」「波」「フェリシダーヂ」など数多くのボサ・ノヴァ・スタンダードを作曲した。60年代の前半に渡米して米国を拠点にして活躍を続けた。世界のポピュラー音楽史の中でも最重要の作曲家のひとり。94年12月8日死去。

 

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Monica モニカ

9月14日生まれ O型。ブラジル・ブラジリア出身の日系2世。ブラジルでの日本語教師を経て、1994年に日本語教師研修生として初来日。その後、一度帰国し、今度は学問として日本語を研究するために再来日。大阪大学文学部卒業、同大学大学院文学研究科博士前期課程修了。現在は大学でポルトガル語を教えている。番組では、ポルトガル語をメインにブラジルの人気音楽や文化などを届けしています。
担当番組は『COCOLO Earth Colors -PORTUGESE-』(金曜20:00-21:00)をRogerio(ロジェリオ)と担当。
番組Twitter @earth_colors_pt

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