増える大腸がん。大腸内視鏡検査とは
2021.06.09
近年増加してきているという大腸がん。原因と対策について森田内科・胃腸内科の森田 英次郎 院長にお話を伺いました。
森田 英次郎 院長
大阪医科大学大学院修了。日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医。日本消化器病学会消化器病専門医。幼少期より高槻で育ち、地域に根差したクリニック運営を行っている。
大腸がんは近年患者数が増えています。
それは、食生活の欧米化(高脂肪食の過剰摂取)、アルコールの摂りすぎ等が原因となりますが、近親者に大腸がんの方がいる場合も注意が必要です。早期発見すれば改善の可能性は高くなりますので、大腸内視鏡検査を50歳までには最低1回、お腹が痛む、血便、慢性的な下痢でお悩みの方は30歳代以下でも、検査を受けるべきです。
大腸内視鏡検査は、先端にCCDカメラを装着した細い管を体内に挿入し、大腸の内側を観察
する検査です。ポリープやがん、炎症などを画面で観察し診断することができます。
痛い、つらい、時間がかかるといったイメージをお持ちの方が多く敬遠されがちですが、当クリニックでは、熟練の技術を持った専門医が検査を行いますので所要時間は平均で20分程度。
医師の技術はもちろん、大腸カメラの精度も上がっていますので、ほとんどの方が痛むことなく検査が終わったとおっしゃっています。希望される方には鎮痛剤を投与しての検査も行っていますので、安心して検査をお受けください。
当クリニックでは、大阪府下で初めてカプセル内視鏡を導入しています。超小型カメラを内蔵したカプセルを飲み込み、腸管内部を撮影するといったもの。クリニックで本格的に導入している医療機関は全国でもまだ少なく、他院からの紹介も多くおられます。
検査終了後は、専用リカバリースペースで休憩。軽食のご提供もしています。
森田内科・胃腸内科 モリタナイカ イチョウナイカ
住所
高槻市城南町2-3-1
電話番号
072-670-1010
HP
営業時間
月・火・木・金 9時~~12時、16時半~18時45分、土 9時~12時
定休日
水・日・祝休診
駐車場
8台有り
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