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吹田市 10月より小学校の給食費を無償化、中学校は半額

2021.09.06

吹田市は、市議会9月定例会において、一般会計総事業費約30億円の補正予算案を提出する。長引く新型コロナによる市民生活への影響に対応する内容となっている。

その中の1つが給食費の無償化だ。子育て世帯の家計への負担軽減と生活支援を図るため、吹田市は市立小学校の給食費の無償化を実施(中学校は半額)。

期間は令和3年10月~令和4年3月で、所得制限は設けないという。
予算額は5億5102万円で、一人当たり最大24,000円程度の軽減となる。
なお、同市では、令和2年6月~令和3年3月の期間、同事業を実施していた。

その他の取り組みとして、電子書籍コンテンツが1千点から3万点へ拡充がある。
コロナ禍による外出自粛の影響で来館できない利用者が多い中、自宅などでも図書館の貸出サービスを受けられるように、吹田市では令和3年7月から電子図書館サービスを開始していた。約1000点分のコンテンツ数でスタートしていたが、想定以上の利用が増えたため、約3万点に拡充される。
学習コンテンツの利用が多い傾向にあることから、語学学習、資格取得等のコンテンツを充実させる予定だ。
市内在住者か、市内の事業所や学校に通勤、通学しており借出カードを登録すれば利用でき、専用 Web ページのログイン欄に利用者 ID・パスワードを入力してログインする。貸出し点数は3点で、期間は2週間。予約もできる。
「外出自粛のコロナ禍においても、電子図書により図書館の利用を促進することができればと思います。コンテンツを充実させ、子供の在宅学習をはじめあらゆる世代に活用してもらいたいです」と市の担当者は話す。

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