地域情報紙「City Life」が発信する地域密着のニュースサイト

なぜ幼児英語教室に通ったほうがいいのか 英語学習の専門家が教えるそのメリット

2021.09.14

2人のお子さんをバイリンガルに育てた、大学教授の
小田せつこ先生。家庭での「おやこえいご」と並行して
英語教室に通うことを勧める理由を聞きました。

 

直接のコミュニケーションに勝るものなし
週1回でも英語教室に通って学ぼう

英語を学ぶうえで、いちばん大切なのは「インプット」です。私が推奨する「おやこえいご」では、幼児期に家庭で、英語のアニメやコンテンツの動画を見ることで、子どもたちに英語のインプットが可能であることをお伝えしていますが、「英語は言語」であることを子どもに実感してもらうためには、直接のコミュニケーションに勝るものはありません。
毎日は難しいかもしれませんが、週に1回の英語教室でもいいので、ぜひ英語のコミュニケーションの場を子どもに作ってあげてください。なにより良い英語教室の先生を一人見つければ、英語でのコミュニケーションが取れるだけでなく、英語のインプットに向いている教材、動画、絵本などをレッスンを通してシェアしてもらうことができます。それに加えて、英語キャンプなどのイベントの機会も用意してもらえるとなれば、教室に通わない手はないのではないでしょうか。

 

教室選びは「質」にこだわろう

教室を選ぶときは、「質」にこだわりましょう。良い先生に習うのとそうでないのとでは、天と地ほどの差があるからです。実際、質の高い英語教室で充実したレッスンを受けていると、子どもはちゃんと変化していきます。インプットとアウトプットがたくさんある充実したレッスンを受けることが、子どものその後の英語力にも大きく影響します。ぜひ英語教室の「質」にこだわって探してみてください。

 

この方に聞きました。

小田 せつこ先生
金城学院大学 人間科学部
現代子ども教育学科 教授

神戸市生まれ。子どもの頃から英語に強い関心を持ち、子育て中に大学院で学び直す。日常生活に英語を取り込むことで娘さんと息子さんを日英バイリンガルに育てる。名古屋の英語教室「おやこえいごくらぶ」顧問。英検1級、TOEIC980点、TOFEL109点。

 

【おすすめの本】
子どもの未来を広げる「おやこえいご」

著/小田せつこ    定価/1,650円
出版 : プチレトル株式会社
Amazon、楽天ブックスなどで購入可

「ムリなく、ムダなく、18歳でバイリンガルに!」をモットーに、幼児期の英語教育の取り組み方について解説した本。自身の2人の子どもをバイリンガルに育てた大学教授が、本当に効果的な幼児英語について語る一冊。

記事内の情報は取材当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。