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【北摂】事前準備と知識で災害に備えよう

2019.09.05

平成31 年3月29日に避難勧告に関するガイドラインの改定を内閣府が行った。改定後の基準は5段階に変更され、レベル1~2は気象庁が発表、レベル3以上は市町村が発令することになり、直感的に情報の意味を理解でき、避難のタイミングも明確で、避難行動に移りやすくなったのではないだろうか。非常用バッグは事前に準備しておくからこそ、緊急時に役に立つ。普段からチェックリストを使用して中身の確認や自宅周りの点検を行い、急な災害に対応できるよう家族や近隣の人と避難場所や連絡方法を話し合っておくことが大切だ。

 

豊中市によると、警戒レベル3以上で防災無線やエリアメール・SNSを使って避難準備・呼びかけを行うこととしている。平成30年7月には大阪府が「淀川水系の大阪府管理区間においての河川整備計画」を改定。豊中市の一級河川を管理している池田土木事務所は「『人名を守る』ことを最優先に、河川を適切に維持管理するとともに、河川カメラの整備や、河川水位の提供など『逃げる』施策、既存のため池を減殺対策として治水活用を行う『凌ぐ』施策、インフラ整備の推進『防ぐ』施策を進めています」と話す。 各市のホームページに避難経路、避難場所について掲載されているので、定期的に確認するようにしておこう。

 

避難勧告等に関するガイドラインの改定
※各種の情報は、警戒レベル1~5の順番で発表されるとは限りません。状況が急変することもあります。(豊中市ホームページから引用)

 

準備したい非常持出品
荷物は、避難の妨げにならない程度にまとめるのがポイント 目安は…男性:15kg程度まで、女性:10kg程度まで

いつでも持出せるように用意しておくもの(一例)

記事内の情報は取材当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。