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若者の投票率向上を目指して 豊中市の新たな取り組み

2021.10.20

10月31日に投票日を迎える衆議院議員選挙に向けて、一票の大切さを語る動画が公開され話題になっているが、豊中市でも若者の選挙に対する関心を高めてもらうための新たな取り組みが発表された。

以前にも投票事務に学生100人を募集したり、選挙啓発ポスターコンクールで最優秀賞作品となった同市の中学・高校生の部各 1 点を採用し若者に投票を呼び掛けるメッセージを作成するなど精力的な活動を見せる豊中市。

今回発表されたのは以下の3点だ。

 

1.民間団体との連携
大学生中心の一般社団法人NO YOUTH NO JAPANがデザインした選挙啓発チラシ及びしおり型投票済証を配布。
(1)選挙啓発チラシ(12,500部)
・豊中市内の高等学校(10校)の3年生約3,300人に学校を通じて配布

・下記2.のメッセージカードに同封して郵送
(2)しおり型投票済証(50,000枚)

 

 

写真撮影しSNSなどで投票をしたことをアピールできる「しおり型投票済証」を、期日前投票所(10月20日~30日)及び当日投票所(10月31日)の出口付近で配布。

2.新有権者にメッセージカードを送付
新有権者(令和元年7月の衆議院議員通常選挙後に18歳になった人。平成13年7月23日~平成15年11月1日生まれ、約8,500人)を対象に、投票を呼びかけるメッセージカードと、投票方法を学べる冊子「池上彰のマンガでわかる選挙と政治の話2021(公益財団法人明るい選挙推進協会作成)」などを郵送。

3.SNSによる選挙情報の発信
市公式SNS(LINE、Twitter、Facebook)で、公示日や期日前投票所の開設日など節目での情報発信。
また、障害がある方などの投票方法などを説明した動画(約7分)が市公式YouTubeアカウント「とよなかチャンネル」で10月19日から配信されるとのこと。

 

詳しくは市のホームページ

記事内の情報は取材当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。