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箕面市内の信号のある63箇所の交差点にて 歩道への車両乗り上げ対策工事の実施が決定

2019.09.18

5月8日、滋賀県大津市で発生した歩道で幼児が巻き込まれた悲惨な自動車事故を受け、箕面市は市内の信号のある全ての交差点153箇所で車両の歩道乗り上げ防止対策を進めていくことを決めた。国や大阪府が管理する交差点が90箇所、市が管理する交差点が63箇所で、そのうち市管理の交差点は対策工事を実施するため、6月の市議会にて補正予算案を提案し、議決した。工事のスタート時期は未定だが、今年度内に完了する予定となっている。工事の内容は交差点の形状に応じ、コーナーにガードパイプ・ポール・門型車止めのいずれかを設置する。

また、国もしくは大阪府が管理する残りの90箇所の交差点においても、速やかに同様の対策を進めていくよう、6月4日付けで国土交通省と大阪府に要望書を提出した。 市の担当者は、「今まで考えられなかったような事故が起きています。同じような事故が起きないよう、早急に対策を進めていきたい」と話している。

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