豊中市 市民の足のエリアを拡大 シェアサイクル「HELLO CYCLING」市内計75か所へ

令和元年11月1日より市内にある複数のサイクルポート(専用駐輪場)で自転車の貸し出し・返却が可能なシェアサイクル「HELLO CYCLING」(運営:OpenStreet株式会社)の実証実験をスタートさせていた豊中市。
まちの活性化及び健康増進等の効果が期待され、市では公共交通網の弱い市域中南部において、南北の鉄道路線から東西への移動を補強する役割も見込んでいる。
短時間・短距離移動を可能にする新しい都市交通システムとして始まった同実験だが、令和2年9月に実施したアンケート調査において月間利用者数が開始当初に比べ3.3倍に増加するなど順調に市民の足として浸透している。
密を避けて移動できることから、新型コロナウイルスの感染予防対策としても注目されることも利用拡大の一因かもしれない。
またアンケートの中で半数以上の人が市域北部へのエリア拡充を要望する声が挙がっていたことから、今回、シェアサイクルをより便利にすることを狙い11月12日に利用可能エリアを拡大した。
これによりサイクルポートは従来の市域中南部から、大阪空港・エトレ豊中・千里体育館など市域北部に17箇所に増設し、実証実験エリアは市全域となった。
利用者はインターネットのサイトやスマートフォンのアプリから無料で会員登録すると、借りたい自転車のサイクルポートを検索・予約ができる。現地で予約時に送られてくる暗証番号や登録済みのICカードを 使うなどして自転車を開錠。利用後はサイ クルポートに返却し、スマートフォンで決済 する。料金は15分70 円または12時間1,000円。実験期間は 2022年10月末までを予定している。
詳しく は豊中市のホームページ参照。
〈シェアサイクル「HELLO CYCLING」概要〉
令和元年(2019)11月1日~令和4年(2022)10月31日(3年間)
■実施エリア
市全域(令和3年(2021)11月12日から拡大)
■設備
サイクルポート75カ所(17カ所増設)
電動自転車265台(70台追加)
■利用方法
スマートフォンの専用アプリ(HELLO CYCLING)を使い、ポート位置・空き情報確認、予約、解錠、返却および支払いを行う
■利用料金
70円/15分 1,000円/12時間
■体制
実施主体:豊中市
運 営:OpenStreet株式会社(所在地:東京都港区)
シェアサイクル名称:HELLO CYCLING

記事内の情報は取材当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。
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