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安田真奈監督作品 短編映画「あした、授業参観いくから。」 上映&トークショーを開催。演技・脚本ワークショップも。

2021.11.29

 

上野樹里×沢田研二の電器屋を舞台にした親子映画「幸福(しあわせ)のスイッチ」(2006年)や配信ドラマ「TUNAガール」(2019年)などで脚本・監督を務めた映画監督の安田真奈さんの最新作が12月に十三のシアターセブンで3日間限定(12月14日・15日・17日)で公開される。
「親子をテーマにした映画にすごく興味があって、2011年には児童虐待をテーマにしたNHKドラマ『やさしい花』で脚本を担当しました。このドラマは今でも各地で上映され、上映後には講演をさせていただくこともあります。そこでたくさんの家族のケースを聞く機会がありました。そうして“家族や親子のありかた”を描きたいという想いが募り、今回の短編映画を撮りました」と安田さん。

 

 

「あした、授業参観いくから。」「えっ…」 たった7つの台詞から見える、それぞれの親子のカタチ… 全く同じ会話なのに、全く異なる親子模様。実験的、かつ感動的な短編映画となっている。主演の教師役は映画「空白」「楽園」に出演の片岡礼子さん。リアリティあふれる演技により、さまざまな親子のカタチをふわりと束ねているのも見どころだ。

シアターセブンではトークショーとともに上映され、演技・脚本ワークショップも同日開催される。安田さんは大学や市民講座で、長年「演技ワークショップ」や「脚本ワークショップ」を行っていて、本作は、その中で活用しているオリジナル教材「授業参観にまつわる親子の会話」をベースにしている。「まったく同じ台詞でも、キャラクター設定や状況によって、演技は変わる。脚本ならト書きが変わる。」と語る安田さん。
映画鑑賞と日替わりゲストとのトークショーを楽しむだけでなく、ワークショップにも参加できるという、立体的な試みである(全日程、上映後に主演・片岡礼子さんのビデオメッセージを上映)。

【舞台挨拶】
◎12/14(火) 19:40の回上映後
「映画トーク」<登壇者>江口由美さん(映画ライター) 安田真奈監督
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◎12/15(水) 19:40の回上映後
「撮影裏話トーク」<登壇者>武村敏弘さん(カメラマン) 安田真奈監督
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◎12/17(金) 19:40の回上映後
「子役&演技トーク」<登壇者>前田晃男さん(本作出演・父親役) 石田アキラさん(テアトルアカデミー講師) 安田真奈監督

 

■演技・脚本ワークショップ(講師:安田真奈監督)
17:30開場/17:45開始(90分間)

■上映&トークショー
19:30開場/19:40上映&トーク開始 (21:00終了予定)

※ワークショップのみのご参加はできません。

ワークショップは初心者歓迎のやさしい内容なので、興味のある方は気軽に参加を。

  • ミニ講座「脚本とは何だろう?」
  • 映画『あした、授業参観いくから。』を素材に演技指導
  • 演技OKの方には演じていただきます。動きやすい服装でお越しください。
  • 筆記用具をご持参ください。

 

◎上映+ワークショップ 3000円  ◎上映料金のみ 1500円(大人)他

https://www.theater-seven.com/mv/mv_s0389.html

 

【会場】シアターセブン

大阪市淀川区十三本町1-7-27 サンポードシティ5F

最寄駅 : 阪急 十三駅西改札口   バス停 : 十三北

 

記事内の情報は取材当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。