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中核市では大阪府初【豊中市】令和7年に児童相談所設置

2021.12.10

豊中市が児童相談所を設置することを発表した。

大阪府内中核市では初めてで、開所は令和7年度を予定している。

同市の虐待相談件数は、家族形態の変化や生活課題の複雑化などにより、9年間で2倍以上と全国的な推移と同様に増加傾向にある。

児童相談所を設置し通告・相談先を一元化することにより、迅速で切れめのない専門性の高い支援の実現を目指す。

また、市の資源を有機的につなぐことで、支援の期限となる18歳以降も継続した支援が可能になるとしている。

資格を有した社会福祉職の採用など、戦略的な人材の確保と育成で子どもの権利を守り、子育てに関する問題・不安を抱える家庭に対して、迅速かつ丁寧に切れめなく包括的に支援を行っていくという。

「本市の地域特性に適った児童相談所を設置し、本市の誇る地域力・市民力に加え、培ってきた子育て支援施策の充実を図り、地域社会全体で子どもと家庭を見守り、誰ひとりとして取り残さない地域社会づくりを進めます」と担当者も話す。

 

 

 

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