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-豊中市- 新規陽性者の療養方針をかかりつけ医で。保健所の負担軽減を目指し全国初の試み

2022.01.27

豊中市と豊中市医師会は、保健所の業務負担軽減と新規陽性者の迅速な療養対応を目指し、「新型コロナウイルス感染症患者の療養支援連携に関する協定」を1月20日(木)に締結した。

これまでは医療機関で感染者が判明した場合、医療機関が保健所に連絡し、保健所が療養方針を決めて本人または同居家族に連絡して検査をすすめていた。このため保健所は大量の電話連絡業務などで逼迫している。

協定締結後は、市医師会会員の医療機関も窓口となり医療方針を決定し、迅速に治療に移行できるようになる。
新型コロナウイルス感染症が急速に流行する中、新規陽性者はファーストタッチから身近な医療機関から療養支援が受けられるようになり、急な重症化にも早期対応が可能に。

詳しくは市のホームページ

 

 

 

新型コロナウイルス感染症患者の療養支援連携にかかる協定の概要〉
1.協定締結先
一般社団法人豊中市医師会(豊中市上野坂2-6-1)

2.協定の内容
市医師会会員の医療機関による、新規陽性者に対する療養方針の決定・同居家族への検査・必要に応じた投薬治療などの実施

3.協定締結式
日 時:令和4年(2022年)1月20日(木)13時~13時30分
場 所:豊中市役所 第一庁舎3階 第一応接室(豊中市中桜塚3-1-1)
出席者:豊中市長 長内繁樹
豊中市医師会長 飯尾雅彦
豊中市健康医療部長兼保健所長 松岡太郎

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