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子どももお母さんも幸せになれる あんしん子育てをめざそう

2022.02.28

コロナ禍のご時世、色々な不安を抱えて暮らしているお母さんも多いと思います。子育てにおいて「あんしん」は重要なキーワード。コーチングのスキルを通して、今日からすぐに取り入れられる方法をあんしんコーチングの川井道子さんに聞きました。

 

まずはお母さんが
自分の気持ちに素直になろう

 

コロナ禍が長引いていることによって、お母さんたちも少しずつストレスが溜まっています。「世界中みんなが大変だから仕方ない。頑張らなきゃ」と無理に気持ちを抑え込まないで、「しんどいな」と思っている気持ちを認めて(承認)あげましょう。
そのうえで、自分はどうしたいのだろう、とゆっくり自問自答(傾聴)することが大切です。まずはお母さん自身が「無理しなくていいんだ」とゆったりとした気持ち(安心感)を持つようにしてみてください。

 

 

1回5分でもOK子どもと対話する時間を

 

子どもたちとの関わりも、同じように下記の7つのポイントに留意してやってみてください。これができるようになると、まず子どもがお母さんの変化に気づきます。「お母さんが話を聞いてくれる」とよろこんで、対話が増えていくと思います。 親は味方、わが家は自分らしく居られる場所という安心感が、現代を生きる子どもたちの心の支えになります。1回5分でもいいので、意識してお子さんと向き合う時間を作りましょう。

 

[ あんしん子育て7つのポイント]

【①承認】頭ごなしに否定せず、子どもの言葉、表情、行動を、まずはいったん受け止める。
【②傾聴】途中で話をさえぎらず、子どもの目を見てうなずきながら、最後までしっかり聞く。
【③リフレイン】子どもの言葉に対して批判したり、すぐアドバイスせず、「〜だったんだね」とくりかえす。
【④私メッセージ】「〜しなさい」という一方的な言葉より「お母さんはこうしてほしい」と伝える。
【⑤リフレーミング】物事を見る枠組み(フレーム)を変えて違う視点で捉え、ポジティブに解釈する。
【⑥質問】問い詰めずに、「あなたはどうしたらいいと思う?」と対等な立場で一緒に問題解決を。
【⑦沈黙】子どもの答えを引き出すために、問いかけに対しては時間をかけて、待つことを心がける。

 

 

この方に聞きました

川井 道子さん

コーチングや心理学をベースに、子育てや親子の問題解決をサポート。個人セッションや各種講座を展開。『今日から怒らないママになれる本』など著書多数。

[取材協力]
あんしん子育てコーチング

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記事内の情報は取材当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。