新学年のスタートから 成績アップをめざすための 塾と家庭での学習法

いよいよ4月から新学年のスタートです。学習の難易度が上がり、量も増加する中でも成績アップをめざしたいところ。塾ソムリエの西村則康さんに、効率的な学習法についてアドバイスしていただきました。
学年が上がっても成績を伸ばし続ける2つの習慣
まず1つ目の習慣として、今週習った学習内容の理解を深め、定着させる習慣をつけることが大切です。
正しい学習というものには、サイクルがあって、それを上手く回すことができれば、自然と学習習慣もつき、学習内容の定着が期待できます。理想的なサイクルは、【授業の準備→授業→授業の振り返り→演習→演習の検証(本当に理解できているかどうか)→目標決め→授業の準備→】という具合に繰り返していきます。
しかし学年が上がると、学習の量が増え、難易度も上がるため、授業自体の理解が遅れるお子さんが増えてきます。そこでまず取り入れていただきたいのが、授業の準備です。予習というほど時間をかけなくても良いので、次はどんなことを学ぶのか、教科書やテキストにさっと目を通しておきましょう。学校はもちろん、塾でも取り入れてみると、スムーズに授業に入ることができるはずです。
苦手な単元の原因は過去の学習にあり
2つ目は「過去の学習内容を定期的に思い出す」ことです。数学などは顕著で、たとえば中学3年生で二次関数の単元が苦手というお子さんは、中学2年生時の一次関数でつまずいている可能性があります。そのことに気づかずに、二次関数の問題だけをたくさん解いても、定着には時間がかかります。それよりも一次関数まで戻って、学び直したほうが結果的には近道です。もし、これから塾に通おうと思っているお子さんは、塾の先生に苦手な単元を伝えて、そのためにはどこまで遡って勉強をすればいいか聞いてみることをおすすめします。
小学生は塾の月例テストを
中学生は中間や期末テストを目標に
学んで来たことが定着できているかを確認するためには、各々のテストを目標にして学習計画を立てると良いでしょう。
たとえば中学受験のために塾に通っている小学生なら、月1回ある月例テストを目標に、中学生なら中間テストや期末テストを目標において、2、3週間前に習った単元をしっかりと振り返って学習することが効果的です。これを定期的に続けていくと、自ずと成績は伸びていきます。
最後に、昨今の私立中学受験の出題の傾向ですが、正解だけを求めるような内容だけではなくなってきています。きちんと自分なりに考え、感じたことを答える出題が増えています。ここで求められている高い読解力と主体的な思考力は、大学入学共通テストでも求められる学力なので、意識しておきましょう。
【この方に聞きました】
塾ソムリエ
西村 則康さん
日本初の「塾ソムリエ」として、活躍中。40年以上中学・高校受験指導一筋に行う。コーチングの手法を取り入れ、親を巻き込んで子どもが心底やる気になる付加価値の高い指導が評判である。
■取材協力
中学受験情報局
「かしこい塾の使い方」
https://www.e-juken.jp/
西村さんをはじめとする専門家によるセミナーなども定期的に開催。受験に役立つ情報を発信している。

記事内の情報は取材当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。
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