「アルカライズ」で免疫力を高める

疲れやすい、身体の調子が悪いなどの不調は、身体の〝酸性化〞が原因かもしれません。体質改善法として今、注目を集めている『アルカライズ』について聞きました。

【今回教わったのは・・・栄養コンサルタント　Erica Angyal（エリカ・アンギャル）さん 】
オーストラリア出身、シドニー工科大学卒業。健康科学学士。ミス・ユニバース・ジャパン公式栄養コンサルタントとして、「美しくなる食生活」を指南。栄養学、薬理学、生理学など予防医学における幅広い専門知識を駆使し、ハッピーな毎日のため、食とライフスタイルを発信している。

 

【免疫力を上げるためにもアルカリ性の食品を摂ろう】

「アルカライズ」とは、日本では馴染みのない言葉だがオーストラリアやアメリカ、ヨーロッパでは以前から認知されている概念。「アルカライズの原則は、身体を最適なpH（ペーハー）バランスである弱アルカリ性に保つために生活習慣や食事を見直すことです」とエリカさん。
まずは食事の70%をアルカリ性食品に、30％を酸性の食品にすることをめざしたい。「酸性食品の一例は炭酸飲料 （炭酸水も含む）、ハンバーガーやパスタ、スナック菓子、マヨネーズ、コーヒーなど。アルカリ性の食品は、パイナップルやグレープフルーツ、レタス、セロリ、アボカド、さつまいも、緑茶、ほうれん草やブロッコリーなどです。これだけを見ても現代人の食事が酸性に傾いていることがわかります」とエリカさん。身体が酸性化することによって、免疫力が低下したり、体重増加や不眠などの不調につながるという。
「身体を弱アルカリ性に近づけることで、免疫力が上がり、心臓病や糖尿病などの病気の予防はもちろん、肌がキレイになりアンチエイジングにも効果があります」。
さらに酸性化につながる生活習慣 （ストレスや睡眠不足など）を見直すことも大切だという。「なるべ く和食中心にする、就寝前の1時間はできる限りスマホやPCに触らない。ストレスを感じたら、お風呂に浸かりながら温かいタオルでアイマスクをするなどのリラックスタイムを。食生活とライフスタイルを見直して、できることから継続していきましょう」 。

 

【普段の食生活でも取り入れられるアイデア】

★オイルをアルカリ性に

★間食にはアーモンド

★グリーンカクテルを摂る

 

「最強でエレガントな免疫を作る100のレッスン」

（幻冬社刊・1,430円）

免疫は、自分で作れる最強ワクチン。「健康」「美しさ」「自信」に効きます！カンタンで今すぐ始められる、味方になる食べ物、生活習慣、メンタルマネジメントを伝授。

 

Erica Angyalさんの公式HPはコチラ

記事内の情報は取材当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。