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-茨木市- 京都芸術大学と連携し市内小学校で「対話型鑑賞プログラム」を実施

2022.05.26

茨木市教育委員会では、学校法人瓜生山学園京都芸術大学と連携し、美術作品等の「対話型鑑賞」の方法論を学校授業に応用したプログラムを、市内2小学校の5年生を対象に実証的に実施している。

本市教育委員会では、「一人も見捨てへん教育」の実現をめざし、教育委員会と学校が一体となった取組みを進めている。令和2年度に策定した第5次プラン「茨木っ子プランネクスト 5.0」では、茨木の子どもたちが、変化が激しく予測困難な社会を生きぬくため、新たなことを創造する、他者と協働して取り組む、困難にくじけず乗り越えるなど、テストでは測ることができない非認知能力(茨木っ子力)を育成することを重点の一つとしている。

「対話型鑑賞」とは、一つの作品を題材に「みる・考える・話す・聴く」を繰り返すことで、論理的な思考力やコミュニケーション能力を養う方法であり、これを学校の授業に応用した「対話型鑑賞プログラム」は、めざす非認知能力の育成に資するものと期待している。

初回のプログラムは、5月9日(西小)、11日(畑田小)に行われ、ゴッホの「ひまわり」を題材に、15本のひまわりの中から、各児童が今の自分に例えられる1本を選び、そう思った理由を発表し合った。

【プログラムの概要】
対象校:茨木市立西小学校(茨木市北春日丘三丁目12-23)、畑田小学校(茨木市畑田町3-31)
期 間:1学期中(5月~7月) ※全7回を予定
講 師:京都芸術大学アート・コミュニケーション研究センター 春日美由紀 氏
内 容:「みる・考える・話す・聴く」ことを繰り返しながら、根拠に基づく思考や話す力、聞く力を醸成する

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【問合先】
学校教育部学校教育推進課(課長 梶西学さん)電話:072-620-1683

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