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-摂津市-鳥飼に約2haの河川防災ステーションを整備

2022.05.29
イメージ図は国資料から引用

 

摂津市と国土交通省は、同市の淀川堤防沿いに、災害時の水防活動の拠点となる「鳥飼地区河川防災ステーション」を整備する計画を発表した。同省淀川河川事務所管内では初の防災ステーションで、2030年に概成する予定としている。

摂津市鳥飼地域は、淀川の想定最大浸水想定区域図において、地域のほぼ全域が浸水エリアとなり、2週間以上の浸水継続時間が予測されている。このため、洪水時の水防活動や迅速な災害復旧活動を支える拠点である「河川防災ステーション」を整備するとともに、高台まちづくりを推進していく目的で本計画が立てられた。

同ステーションは、淀川の洪水被害を最小限とするため、災害時の緊急復旧活動を行う上で必要なコンクリートブロックなどの緊急用資材の備蓄、駐車場、ヘリポート等を整備する。また、水防センター(仮称)は災害時だけでなく、平常時では地域の賑わいづくり等の拠点としても活用が期待される。

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