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-茨木市- 特産品の赤しその収穫が開始

2022.06.09

茨木市北部の見山地区で、今年も「赤しそ」の収穫が始まった。
年、6月上旬から7月上旬にかけて収穫する同地区の赤しそは、昼夜の気温差が大きい標高の高い山間部で栽培されることから、他の地域で収穫されるものよりも葉の色が濃く、茨木の特産品として親しまれている。

生産者の石谷政幸(いしたにまさゆき)さんによると、今年は赤しその成長スピードが早く、例年よりも赤しそに霜が降りなかった為、霜によって赤しそが傷んでしまう霜害(そうがい)の影響が少なく、想定以上の収穫量になるとのこと。

収穫した赤しそは、葉と茎をきれいに洗って水切りした後、1束700g程度に仕分けされ、「de愛・ほっこり見山の郷」(茨木市長谷1131)や大阪府中央卸売市場(茨木市宮島一丁目1-1)などに出荷される。

地元山間部の新鮮な野菜などを取り扱う「de愛・ほっこり見山の郷」では、家庭で梅干しや赤しそのジュースを作るのに適した400gから販売。ほかにも赤しそサイダーや梅干などの加工品として販売され、施設内の飲食コーナーでも料理の一品として提供される。
なお、例年7月上旬に開催されていた「赤しそを使った梅干漬け体験」は新型コロナウイルス感染症の影響で中止となる。

【問合先】「de愛・ほっこり見山の郷」代表理事 中野廣(ひろむ)さん(℡072-649-3328)

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