新型コロナ、物価高騰などを受けて子育て世帯に向けて各市の支援策
2022.06.28
【 吹田市 】就学前児童に5万円支給 キャッシュレス決済でポイント還元の予定も
吹田市の独自支援として、就学前児童を養育する世帯に子育て世帯支援金として5万円を支給するとした。他にも小学生の給食費を無償化、中学生は半額にするなどの独自支援を打ち出した。また10月中旬から12月中旬を予定とした、キャッシュレス決済でのポイント還元(最大30%相当額)も実施するとしている。事業者向けに「融資利用事業者応援金20万円を支給」や「中小企業等チャレンジ補助金を支給」も新型コロナの緊急対策アクションプランとして取り組むとしている。
【 豊中市 】高齢者と子育て世帯にプレミアム付き家計応援券を発行
豊中市は物価が高騰するなか、家計への影響を特に受けやすいとする高齢者世帯と子育て世帯を対象とした「プレミアム付家計応援券」を販売すると発表した。家計負担の軽減を図るとともに、市内消費を喚起するためとしている。対象者は65歳以上、または18歳以下の豊中市民とし、プレミアム率は50%と予定している。10月17日から利用開始で、購入方法等は市のホームページで発表される。事業者向けに「IT導入補助金」や「売上アップ応援コース」などを打ち出している。
【 箕面市 】18歳以下一人につき1万円分のギフトカードを上乗せ配布
箕面市では、大阪府が子育て世帯を支援するために実施する18歳以下の子ども一人に1万円のギフトカードの配付に合わせ、市独自の支援策として、子ども一人につき1万円分を申請不要のプッシュ型で上乗せ配付するとした。市議会で議決されれば7月下旬の配布を目指すとしている。
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