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ひとこと千里ニュータウンまちびらき60周年 地元企業や大学、メディアなどで連携イベントを企画

2022.07.31

『千里ニュータウン』は1962年、日本で初めての大規模ニュータウンとしてまちびらき(住民の入居)が行われてから60年を迎える。この節目の年を「つぎのまちづくり」につなげる機会と捉え、新たに「せんりプラットフォーム」が設立された。代表の奥居武さんと野村仁志さんは「千里地域は子育て世代が急増する一方で、転出入が多く、地域の情報が伝わりにくいのが課題です。千里地域の情報を地域メディアやイベントを通じて見える化することで、新しい住民の方々にまちの魅力に気づいてもらい、一緒に未来へつなげて行ければ」と話す。

メンバーは地元企業や大学、市民で構成され、「まちと子どもたちを豊かに育む」ことをコンセプトに3つの企画を実施する。またイベント周知などを目的としたクラウドファンディングにも取り組み、現在参加者を募集している(8月17日まで)。

①「ニュータウンの日」の制定
1962年9月15日は、日本で「ニュータウンが始まった日」。
この日を「ニュータウンの日」として日本記念日協会に登録申請し、その式典を9月10日(土)に行う。

②千里の地域メデア「せんりプラットフォーム」の媒体化
情報を独自のフーペーパー、ポータルサイトを作成し発信。情報を通して千里エリアを「いつでも とけこみやすい」まちづくりを目指す。

③「千里祭り」の開催
『このちと学ぼう!遊ぼう!』をコンセプトに、千里地域の大学や地元企業、市民団体などが実施。ワークショップやお仕事体験などのプログラムを予定。

※支援金に応じて、地元企業のワークショップや体験会、商品などがリターンとして用意されている。キャンプファイヤーから「千里ニュータウン」検索で確認できる

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