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よしもと芸人が書く好き勝手コラム「マルセイユ 津田の東方無駄知識録」

2022.08.04

4月から始まった、よしもと芸人さんが月替りで綴るコラム企画。テーマは、日常で感じたことや趣味など様々。今回はマルセイユの津田康平さんが登場。

【プロフィール】
1989年3月21日、大阪府出身。相方の別府貴之と共に2013年にコンビを結成。2016年の第1回 上方漫才協会大賞では文芸部門賞とトータルコーディネイト賞を受賞。2018年に第7回関西演芸しゃべくり話芸大賞で優勝した。サッカー、野球、水泳など、スポーツを中心に様々な趣味を持つ。

 

【マルセイユ 津田の東方無駄知識録】

はじめまして、マルセイユ 津田です!今回からコラムを書かせて頂けると言う事で何を書こうか悩んだのですが、【全ての人が興味のある事】にフォーカスしまして【お金】について書かせて頂こうと思います。
皆さん、お金は好きですか?笑 『嫌い』と言う人は少ないでしょう。我々が生きていく上で切っても切れないのがお金です。私自身アメリカに親戚が住んでいたり、姉がイタリアで暮らしていたりする環境にいるので日本と世界のお金の違いを考える機会が多いです。そこで今回は【世界の紙幣】について書いていこうと思いますのでお付き合いください。

まず、日本の紙幣は【偉人の肖像画】ですね。福沢諭吉を筆頭に教科書に載る様な人物が描かれています。翻って世界の国はどうでしょうか?まずはスイス。

スイス紙幣

日本と最も違うのは【縦型】と言う所でしょう。非常にカラフルなデザインで表側には人の手、裏面にはスイスの美しい景色や国旗が描かれています。そしてこの様な紙幣になったのは背景には偽造防止があげられます。キャッシュレス化が進むヨーロッパの中でもスイスは約7割の人が現金主義と言われております。更にスイスの銀行では法律で守秘義務が定められており、世界中の大金持ちが口座を持っている、となんとなく聞いた事がありませんか?(映画なんかでもよく出て来ますよね)永世中立国でもあるスイスならではの紙幣で面白いですね。これは結構衝撃でした。
次はノルウェー。北欧のノルウェーの紙幣の裏面はなんとモザイク画、ピクセル画!

ノルウェー紙幣

紙幣がまるでアートの様に描かれノルウェーの灯台や魚や船や波がグラフィックデザインで美しく表現されています。海に面したノルウェーならではの物が描かれているのも印象的ですね。この他にも国にちなんだあの偉人やあの観光名所、あの動物達が描かれている紙幣が世界には沢山あります。お時間がある時に是非調べてみてください。さて、我らが日本も2024年から新紙幣に一新されます。新しく紙幣に描かれる人物、皆様は覚えていますか?彼達のちょっとしたエピソードを調べておけば、新紙幣が発行された時ほんの少し楽しめるかも!?

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