よしもと芸人が書く好き勝手コラム「エハラマサヒロの令和のビッグダディコラム」

4月から始まった、よしもと芸人さんが月替りで綴るコラム企画。テーマは、日常で感じたことや趣味など様々。今回はエハラマサヒロさんが登場。

【プロフィール】
1982年5月29日生まれ、大阪府出身。特技はモノマネで趣味はダンス・ボイスパーカッション。家族と共に配信しているYouTube「エハラ家チャンネル」は登録者数30万人を超える人気チャンネルとなっている。

 

【エハラマサヒロの令和のビッグダディコラム】

どうも皆さん、ただいま5人の子育てをしている令和のビッグダディ芸人ことエハラマサヒロです。今日も家では3姉妹の喧嘩が始まり、3歳児がジュースとお菓子を床にぶち撒け、赤子が泣き叫び、頭を抱えたものの5分後には全員笑っているという幸せな毎日を過ごしております。
うちの家は上が小6、小4、小2の3姉妹、そこから4歳離れて3歳、1歳の男の子という綺麗なチーム分けになっているんですが、つい3年前までは男が僕しか居ず女性4・男性1と言う数の暴力により基本的にお出かけや外食も女性中心の計画になっていた訳です。例えばご飯を食べに行くにしてもテラスがあるカフェでの映える景色は必須、小型犬ぐらいやったらコーティングできそうなぐらいとんでもない量のホイップクリームのパンケーキを食べながらテッカテカの新作リップの話をするという、おっさんが死ぬまで経験しないような事の連続でした。

　しかーし！男の子が2人産まれた事による男性勢力の拡大でエハラ家は大きく変貌を遂げるのです。これからはラーメン二郎でニンニクマシマシ味カラめを頼み、伝説のすた丼で大盛り頼んで豚バラで新作リップぐらい唇テッカテカにするのです。もうパンケーキのホイップもマシマシって注文してやります。親になって思うのが男女ってどうしてこんなに好む物が違うんですかね〜、幼児の時点で全然違い過ぎてビックリするんですよ。女の子はバービー人形やプリキュア、男の子はトミカや恐竜。
そんな中、全員に愛されてる全知全能の神がいるのです、それは小麦粉界のカリスマ、アンパンマン。あの巨匠ジャムおじさんが自分の顔そっくりなパンを作るという究極のナルチシズムから生まれた最高傑作。これが世界中の子ども達に受け入れられるなんて誰が思ったか。ちなみにうちの子どもたちはカバオくんがアンパンマンの顔を食べるのを見て「オーブンで40秒ほどあっためたらもっと美味しいのにね」とリアルな事を言ってました。小さい子って時に残虐ですね。

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